1. 糖分の過剰摂取
エナジードリンクには、糖尿病性昏睡を引き起こしかねないほどの糖分が含まれています。それはたとえば、ブドウ糖、ショ糖、果糖、果糖分の高いコーンシロップのミックスで、糖分の総摂取量がどのくらいになるのか見当もつきません。1缶飲み干した段階で、身体は血流に入った大量の糖分を処理しなければならなくなります。糖分過多は膵臓に負担をかけ、インスリン分泌量を上げます。つまり、カラダが精製糖によるショック状態になるのです。
2. クラッシュを誘発するカクテル
エナジードリンクを飲めばもうひと頑張りするパワーをくれることも多いですが、パワーが尽きたときにはどうなるのでしょうか? ご想像できる方もいらっしゃるかもしれませんが、カラダがエネルギーを使い果たすと同時にクラッシュしたような唐突な脱力感があり、飲む前よりも疲れた気がする…。クラッシュが起きた状態から何とか抜け出して再びパワーを取り戻すために、もっと飲みたくなるのです。
3. 多すぎて、飲用量を調節できない製品展開
店頭で陳列棚をよく見てみると、エナジードリンクには2つくらいしかサイズがないのに気づくはずです。たいていの場合は量が多すぎるため、飲みきれない分を廃棄する(お金を捨てる)か、神経過敏な状態になるのを承知で飲み干すかのどちらかになるでしょう。飲み物を無駄にしたくなければ、もっと容易に量を調節できるほうがいいでしょう。
4. ショッキングな人工色素
一般的なエナジードリンク缶の中をのぞいて、中身の鮮やかな色を見たことがあるでしょうか? 人工色素には、様々な副作用があるとされています。自分が飲む物の色は重要です。
5. 人工的な原料への依存
エナジードリンクの大手メーカーが自社農園を所有しているという話はあまり聞きません。では、どうしてエナジードリンクはラズベリーなどの味がするのでしょう?研究所で合成された人工的な原料はおいしい味をつける最善策ではありません。本物のラズベリーに勝る化学物質はないのです。
6. すべての原料は安全だと考えること
たいていのエナジードリンクに使われている有効成分は、有効性と安全性を確認されたものばかりではありません。実際には、一般的なエナジードリンクに含まれているカルニチンやヨヒンベ、ビターオレンジといったものには、十分な科学的な裏付けがない場合があります。多くのエナジードリンクに含有されているからといって、その原料の安全性と有用性が確認されていると考えるのは間違いかもしれません。
僕はヨヒンベで物凄い悪寒に襲われしばらく回復しなかったことがあります^^;
7. 塩分の摂取
塩水を飲みたい人はいないでしょうが、多くのエナジードリンクには驚くほど塩分が過剰に含まれているのです。エナジードリンクの人工的な刺激物や糖分は血圧に悪影響を与え、塩分の過剰摂取はそれにさらに拍車をかけます。加工食品などから気づかないうちに摂取してしまう塩分は、積もり積もって長期的な健康問題を引き起こす可能性があるからです。
もちろん塩はカラダに必要なミネラルだけど、とても質の良い自然塩が使われてるとは思えない。
8.『カフェイン』と記載してあるのが全カフェイン量であると考えること
ガラナは多くのエナジードリンクに使用されています。そして、これにはカフェインが含まれています。エナジードリンクを飲む際に何らかのカフェインを摂取していることはご存じでしょうが、ガラナなどカフェインを含有する成分をプラスして考えると、カラダが興奮状態になる量を摂取し、ストレスをかけている可能性があります。
9. 好ましからぬ炭水化物源
多くのエナジードリンクに含まれている糖分と添加物は炭水化物であり、カラダはこれをすぐに脂肪に変えて蓄積します。気づかずにエナジードリンクから摂取している炭水化物源で、体重や炭水化物摂取量の管理が難しくなる可能性があるのです。