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カフェインとアルコール

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カフェインとアルコール


タバコと対をなし、精神作用性がある物質の代表格というとやはりアルコールとカフェイン含有の飲み物かと思います。

ここでは市民ジャーナリストのマイク・ドンカースの記事からようやく抜粋し、これらの注意点を述べたいと思います。

 

カフェインとアルコールも、糖の仲間であり、やはり血糖を上げる性質があります。

健康に心がけるなら、1日にブラックコーヒーは2杯までにした方が良いでしょう。

低温殺菌処理されていない生の牛乳であれば、コーヒーに加えてもよいかもしれませんが、シュガーは控えてもらったほうがよいです。

 

緑茶にもカフェインが入っておりますが、これはゆっくりと血液に放たれるため、カフェインの良い面だけを摂り込み、悪い面は除外してくれるといえます。

緑茶の場合コーヒーより含有量も少ないですから、悪さをしにくいといえます。

緑茶は良い意味で免疫システムを刺激し、がんの予防効果が期待出来たり心臓にも良いことが分かっています。

 

だが、コーヒーのカフェインは、血液に放たれるスピードという意味で、直接糖と見なすべきかもしれません。

まさにこの性質のために、朝一番でコーヒーを飲むと、脳を叩き起こすことができるのだそうです。

だが、のむなら緑茶を飲む方が良いと外国人のマイクドンカースも勧めています。

効果を感じるまでに少し時間がかかるかもしれないという条件付きですが、全体的なバランスを考えればそうなります。

 

アルコールも、カフェインと同じような働きがあります。

残念ながら、血液にゆっくりとアルコールを放つアルコール製品は存在しません。

アルコールは、血糖に直接影響を与えるので、やはり直接糖と見なすべきでしょう。

少量であれば、免疫や体調に良い効果を及ぼすとされていますが、これは賛否両論あるもののおそらく間違っていないでしょう。

 

しかしみなさんご存知のように、アルコールも依存症をもたらす物質ですから、限度を超えたり自我が弱いと猛毒に変身します。

アルコールは認知能力低下だけでなく、肝硬変、慢性膵炎、食道がんなどにも密接に関与しているとされ、肉体機能自体も低下させる要素があります。

情報社会なのですからそれらをすべて理解したうえで、自己の責任のもとに飲んでいただきたいと思います。

ファスティングにおける離脱症状


<簡単な説明>

普段からカフェイン・グルテン(小麦粉)・カゼイン(乳製品)を口にする事が多い方は、これらを抜いた事による離脱症状として頭痛がおきます。

時間の経過(1~2日くらい)と共に楽になりますので、耐えるしかありません。

できればファスティングに入る2週間前(最低でも1週間前)からカフェインを控えて下さい。

<詳しい説明>

カフェイン、グルテン、カゼインは中毒性のある薬物に近い成分があり、ファスティングを開始して、これらを抜く事によって、離脱症状として頭痛が起きます。

これらを抜いて3日目あたりから頭痛がきますので、準備食でカフェイン、グルテン、カゼインを抜いた場合の頭痛が出た方は離脱症状といえます。