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ダイエット停滞期を解消するチートデイを設ける

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チートとは英語で「ズルをする」という意味。

チートデイとは、ダイエット期間中にあえてドカ食いする日をつくることです。

何を食べてもいいというわけではなく、食べる量を増やすということです。

ジャンクフードなど〝余分なもの〝〞必要性のないもの〞を食べてはいけません。

チートデイを行なうと、次の日は体重が1〜3キロほど増えていますが、その3日後くらいには体重がストンと落ちます。

1歩下がって3歩進むイメージです。

これを定期的に繰り返すことでダイエットの停滞期を解消していきます。

チートデイを行なうことで、次のような効果が期待できます。

1〝痩せホルモン〞といわれるレプチンレベルの低下を防ぐ
2エネルギー燃焼、タンパク質合成を促進する甲状腺ホルモンレベルの低下を防ぐ
3筋力を増加させるテストステロンレベルの低下を防ぐ
4ストレスホルモンであるコルチゾールを抑制する

チートデイを行なう頻度は、体脂肪率に よって違います。

男性の体脂肪率を目安に ご紹介します(表参照)。

女性はプラス2〜5%と考えてください。

生活リズムを考えると、1週間に1回とか2週間に1回など、曜日を固定したほうが取り組みやすくなります。

効率をそこまで求めないなら、たとえ体脂肪率20%であっても週に1回、○曜日はアルコール解禁などとしたほうがストレスも少なくなります。

食べる量は、ダイエット時の食事の1・ 5〜2倍程度。「体重× 40〜45 kcal」程度の カロリーが目安となります。

ただし、チートデイとはいっても1日中ダラダラと食べるより、1日のうち1食だけ多く食べるようにするほうがいいでしょ う。

できれば、運動後に行なうのが理想的。

運動習慣がない人は1日の早めの時間帯、 遅くとも夕方前には実践するようにしてください。

〈チートデイの注意点〉
ダイエット時にそんなことをして大丈夫なのかとためらってしまうかもしれません。 たしかに、中途半端にチートデイを行なうと逆効果です。やるときは思いきって食べてください。 たとえば、ダイエット時の食事量のままケーキやあんパンを食べるのではなく、その日はきちんと通常の量の食事をして、さらにケーキなどを食べるというようにしてください。

(太田優士著 「スリムダイエット術 チートデイについてより転載」)