COLUMNコラム

何より大切なのは「良く噛む」こと

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何より大切なのは『良く噛む』こと!


ダイエットにおいても、健康においても咀嚼はとても大切です。

世間的には『良く噛むと満腹中枢が刺激されて満腹感に満たされる。』

といいますが、満腹感というよりアゴが疲れるくらい噛む事で食事量を抑えられる事にあります。

食べる事は楽しいです。

美味しい物を食べると幸せを感じます。

美味しい食事をもっと食べたい!

もっとおかわりしたくなるのが人の心理です。

これがバクバク、バクバクと食べ過ぎる原因です。

しかし、美味しい食事をたくさん噛んで、歯ごたえ、食感、素材の味など五味を感じながらアゴが疲れるくらい噛むとアゴを動かす事に疲れ、食事量を抑える事がで、満足感も高くなります。

たくさん咀嚼すると幸せホルモンを司るセロトニン神経が刺激され、脳が活性化されます。

そして脳神経が集中する脳幹が活性化されると、快楽を司るドーパミン、危機管理とストレスに対応するノルアドレナリンのバランスを調整し、心と自律神経のバランスを保ち、満足感に満ち溢れ、脳が活性化され、ストレスからも解放され、幸せを感じやすくなります。

つまり『早食いでバクバクもっと食べたい快楽思考優位』より『よく噛んで、しっかりと味わい、この食事量で満足』という満足感、幸せ感を感じる事で食に対する意識が変わってきます。 

そして咀嚼は体にとても良い効果をもたらせてくれます。唾液の分泌を高め、消化が促進され、口腔細菌のバランスが整い、副交感神経も働きます。

副交感神経が働く事で膵臓から消化液の分泌が促進され、さらに消化力がアップし、内臓の動きも活発になります。

副交感神経が高まると免疫細胞のNK細胞、T細胞、B細胞などの働きが活性化する事で免疫力が高まります。『笑う』ことでも副交感神経が高まり免疫力も活発になります。

『噛む』事は、健康に寄与するので、食事に感謝し、笑顔で笑いながら良く噛んでセロトニンを分泌させ、消化も、脳も、心も、体も活性化される事で健康になっていきます。