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必要とされる「本物の塩」とは

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「血圧は低ければ良いってものじゃない!減塩梅干し食べてる場合じゃないです。」

今はなき世界的免疫学の権威 安保徹 先生の講演です。

血圧が高かったらすぐに血圧降下剤が処方される
日本の医療に苦言を呈されています。

そして「減塩 減塩」と国をあげての情報操作は今も続きます。

我々日本人は、
遺伝子的に塩分を摂っても
血圧に影響する事は少ない人種だと言われています。

もちろん塩の質が重要です。
お塩は自然塩を摂るようにしましょう。

本物のお塩とは


今、ほとんどの食塩は化学工業的製法で作られています。

しかし、純粋に海の水を蒸発させて作る本当の「自然海塩」もあるのです。

自然の豊かな海岸に広がる「塩田」(粘土質の浅い池)に海水が導かれます。

そして風と太陽が、その塩水を乾かします。

すると、生き生きした塩水の池から、白く輝く結晶が現われるのです。

塩作りの職人によってそれが集められます。

この塩の味こそ、私たちが本能的に求めるものです。

私たちの体には、この地球上でもっとも複雑多種なミネラル(無機質)が必要です。

人間の内部の海、つまり体液を完全に復活させる力を持つのは、海洋の塩だけです。

苦労をおしまずに、注意深く取り出した自然海塩は、最上の味わいがあります。

それは生理学的にみて、必須のミネラル混合物です。

これに比べて普通の食卓塩はみんな、人工的で、悲しむべきものにすぎません。

海の水には、92種類もの豊富なミネラルが含まれています。

しかし工業的に精製された塩には、ほとんど2種類しか残されていない。

精製食卓塩は、むしろ「低品質」の塩なのです。

それに対して、本当の自然海塩は良質で、生命に欠かせないものです。

生物学や医療の研究機関は、食物中の多量ミネラルや徴量ミネラルに注目しています。

太田優士